玄海原発3号機へのMOX燃料装荷中止を求める要請をしました。09/10/2
玄海原発対策住民会(会長 藤浦晧)は、10月2日、九州電力代表取締役 眞部利應氏に対し次のような要請書を提出しました。
玄海原発3号機へのMOX燃料装荷中止を求める要請書
報道によると玄海原発3号機へのMOX燃料の装荷が近日中にも実施されるとしています。私たちは貴社に対して次の事項を要請します。
要請項目
1、玄海原発へのMOX燃料の装荷を中止すること。
1、核燃料サイクル政策による玄海原発3号機へのプルサーマル計画を中止すること。
要請理由
1、玄海原発へ搬入されたMOX燃料の点検に大きな疑義があること
2、玄海原発3号機の耐震見直し最終報告に対する審査結果の報告がなされていないこと
3、使用済みMOX燃料の処理処分方法など将来への見通しが明らかになっていないこと
4、高レベル放射性廃棄物の最終処分の見通しが立っていないこと
5、核燃料サイクル政策の要である六ヶ所村再処理工場及び、高速増殖炉「もんじゅ」の事故、トラブル続発で実用化の見通しに大きな問題を抱えていること
6、「安全神話」の強調だけで、そのリスクを明らかにしていないこと
7、住民の要求に対しての情報公開が不十分であること
8、何より玄海町民、唐津市民、佐賀県民と国民へのプルサーマルへの不安、不信が大きいこと