唐津市が九州電力と安全協定を早急に結ぶことを要求する請願提出

 6月6日 玄海原発対策住民会議と原水爆禁止唐津東松浦地区協議会は共同して、唐津市議会に対し「唐津市九州電力と安全協定を早急に結ぶことを要求する請願」を提出しました。
 内容は以下のとおりです
唐津市議会議長 進藤 健介様
2012年6月6日
玄海原発対策住民会議
玄海町座川内1688番地
会長 藤浦 晧
原水爆禁止唐津東松浦地区協議会
唐津市和多田用尺14番地55
代表 山口 正一

唐津市九州電力と安全協定を早急に結ぶことを要求する請願

 東日本大震災は最悪の大災害になりました。また東京電力福島第一原発震災はスリーマイル原発事故・チェルノブイリ原発事故をこえる原発事故史上最悪の大事故なりました。震災から1年を過ぎても福島原発事故はその収束の筋道も見えません。国や東京電力による原発事故対応については世界の国から注目をされています。被災された方々の苦難はつづいています。
 「原発安全神話」は完全に崩壊しました。国民の多くは原発を優先したエネルギー政策の根本的な見直しを望んでいます。唐津市議会も「原子力発電から代替エネルギーに転換した新たなエネルギー政策を求める意見書」を先の12月議会で上げられました。
 玄海原発に関する各自治体と九電との安全協定の締結については県内自治体が要求し、長崎県・福岡県の自治体では新しく実現しつつあります。
 唐津市玄海原発で事故がおこれば重大な被害を受けるのは明らかです。市民の安全と事故対応の確保のため九州電力佐賀県玄海町と同様の立入検査と現状変更などに対する事前了解をふくむ「安全協定」を直ちに結ぶことを要請します。
紹介議員
吉原真由美
志佐治徳
浦田関夫