2010年活動方針を決定

活動方針
当面の活動課題と活動方針

プルトニウム利用をすすめる核燃料サイクルを基本とした原子力発電中心のエネルギー政策に反対し、原子力政策の根本的見直しを要求します原子力発電の危険・放射性廃棄物の危険性を増大させる玄海原子力発電所プルサーマルに反対します。
老朽化原発の延長・酷使運転に反対し、玄海原発1号機、2号機の廃炉を要求します。
原発の増設、直下に活断層がある六ヶ所村再処理工場の操業、高速増殖炉もんじゅ」の運転再開、高レベル放射性廃棄物地層処分および玄海町への中間貯蔵施設導入に反対します。
原発の耐震設計審査指針の根本的見直しと早急な施設の耐震強化対策を要求します。玄海原発の耐震設計の見直しと海底断層の徹底的調査研究を批判的専門家を入れた調査で進めるよう要求します。
経済性優先・利潤追求の原発運転・規制緩和、定期検査の間隔延長に反対します。
国や電力会社の度重なる「事故隠し、データ改ざん、隠蔽」に反対し、原発のすべての情報公開を要求します。
原子力安全規制機関は、原子力の推進機関から独立し、立地、設計、建設、運転、廃止措置など、すべての段階で一元的に安全規制にあたる機関として確立することを要求します。
唐津市九州電力との「安全協定」締結を要求します。
日本の21世紀のエネルギーは、現在の原発依存を改め、再生可能の自然エネルギー中心の政策へ転換することを要求します。
再生可能なエネルギーの研究・開発・普及の促進と省エネルギー政策の政策推進を要求します。
原子力発電については段階的に縮小・廃止することを要求します。
温暖化対策については、原発での対応でなく、省エネルギーの促進と再生可能な自然エネルギーを中心に進めることを要求します。
原発の「過酷事故」を想定した緊急時対策の確立を要求します。そのため、現在の「原子力防災計画」の根本的な再検討を要求します。
緊急時対策圏の拡大、事故の規模段階による緊急時対策を要求します。
住民への原発事故に対する実効性のある事故対策マニュアルの作成・配布を要求します。
周辺住民への通報体制の確立、避難ルートの確保、複数の避難場所の設置、施設・設備・備品の充実確保、完備の総点検を住民を入れて実施することを要求します。
玄海原発1〜4号機への耐震安全対策・対応の再検討の実施を要求します。
原子力防災訓練」を地区全住民が参加するなど、実効性のある計画への抜本的見直しを要求します。
ヨウ素剤の各家庭・各事業所・病院・幼稚園・保育所などへの配備を要求します。

憲法の平和主義、第9条を守り、平和・中立・非同盟の政策で、国民の安全、原子力施設の安全を守ることを要求します。

今年度の活動方針
(1)機関紙「海鳴り」の定期発行により会員相互の交流を図ります。
(2)宣伝活動を計画的に実行します。
?街頭宣伝、マイク、のぼり、横断幕、立看板  
   ?チラシ配布の計画的宣伝
   ?出前ミニ講座の開催計画
  (3)会員拡大は目標を立て、節目ごとにとりくみます。
   会費の集金体制を確立します。
  (4)役員体制と組織の強化をはかります。
   ?事務局会議の定例化(毎月第一木曜)を確立します。
   ?運営委員会の定例化(2月、5月、8月、11月)
?地域に必要な場合、班、支部をつくり活動の活性化を図ります。
  (5)学習会・研究会を計画します。
   
共同行動の拡大推進をはかります
全国連絡センターの全国交流集会へ参加し、また、連絡センターが提起する運動に参加します。
 全国連絡センターの「地球温暖化対策を口実とする原発推進政策を見直し…」署名に取り組みます。
  全国連絡センターが発行する機関紙「げんぱつ」の購読を進めます。
  「核・エネルギー問題情報センター」発行の「NERIC News」の購読を進めます。
佐賀県原対協の活動推進にむけて協力します。
他団体との協力共同の発展を図り、できるかぎり共同行動に参加します。また、それぞれの学習会や討論会にも参加し交流します。