12月2日玄海原発3号機のプルサーマル営業運転開始への抗議

                             2009年12月2日
九州電力代表取締役
眞部利應 様
                         玄海原発対策住民会議
                            会長 藤浦 晧
                       佐賀県原発問題対策協議会
                            会長 眞鍋 毅

    玄海原発3号機のプルサーマル営業運転開始への抗議

 使用済みMOX燃料の処理処分の方法の検討は2010年からとし玄海原発稼動から35年近くになるのに、高レベル放射性廃棄物の最終処分場もまだ決まらない状況でのプルサーマル営業運転開始に断固抗議する。
 日本以外の国々で中止された高速増殖炉の「もんじゅ」、青森県六ヶ所村の「再処理工場」のいずれも事故続発で稼動の展望もない現状は、国策である「核燃料サイクル路線」の事実上の破綻といわざるをえない。
 必要性、安全生、経済性に大きな問題をかかえるプルサーマル推進に大きな疑問を持たざるをえない。玄海原発は「原発の実験場」ではない。子孫に大きなツケをもたらす住民不在のプルサーマル推進に反対し、営業運転に強く抗議する。

※これまでの貴社に対する要求書、要望書類への回答を文書で、またあわせて社長出席のもとで話し合いの場を早急に開くよう要求する。